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自分が一番の味方でいる

前録音した自分の演奏を聴いていて、意外とええやんって思うことがある。

今日もそんな風に思って、同じ演奏するのでもええやんって思いながら吹くのと、これでいいかな合ってるかな、あ~全然うまくいかんかったって思いながら吹くのとでは雲泥の差やなと感じた。


分かりやすく言うと、堂々としてる男性の方がきょどってる人より女性にモテるという感じ。笑


中学の吹奏楽で楽器を吹いて、レッスンに通うようになって、音大に行って、留学して、世界のトップクラスの人たちの演奏を間近で聴いたり、同年代でも実力がすごくある人たちに囲まれたら世界がどんどん広がって、色んなことをインプットした。

でもインプットすればするほど、何が自分にとって正しいのかよく分からなくなってしまった。

本質は一つでも、やり方は本当にみんなそれぞれ違う。

私は他人や環境からかなり影響を受けやすいのもあって、なんかもうわけわからなくなってた期間がとても長かったような気がする。


でも、今日気がついたのは私は自分に対してめちゃくちゃ批判的だったということ。

あ、吹くときは口動かさへん方がいいのに~とか

いつまでビブラートうまくかけられへんねん、とか

とにかくそんなことばっかり出てくる。


今まで色んな人とか場所でインプットしてきた情報でもって、こうあるべき!!!という矢を自分に向けているという感じ。そして出来ないと批判する。出来ていることさえも、出来て当然や!と思っている。厳しすぎて、お前何様やねんと思う。笑


人からのアドバイスはたくさんあれど、今、自分がこう吹くと自分で決める。

それがどうであれ、ええやんええやん、もしもうまくいかなくても今度はこうやってみようって自分が一番の味方でいる。

自分が肩をさすってあげる、そんな風でありたいと思った。

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