ずっと見てみぬふりをしていたが、とうとうパソコンをアップデートしないといけなくなってパソコンにある昔の自分の演奏を見直して整理していました。
何年か前にとあるコンクールのビデオ審査のために録画した映像を本当に久しぶりに観た。
その映像を撮った時にそれを聴いていた人からダメ出しをされたんですが、改めて自分で聴いていたら意外と悪くないやん!ていうかこんな難しい曲よく吹けたな!笑
と思いました。
当時ダメ出しをされた時も、ほんならあんた吹いてみぃ!!とは思ったんですが(笑)やっぱり心に何かいやなものが引っかかりました。
その人にとってはアドバイスのつもりで言ってくださったんだと思うんですが、別になんて言われようと
【自分がどう思ったか】
を一番に持ってくれば良かったんだ、と気がつきました。
人の意見を採用するかは自分が決めれば良いだけだった。
10代、20代で学校に行ったりレッスンを受けたりしている時、他人に何かを習うということは
【自分にとってそれが本当に合っているのか】分からないままとりあえず吸収します。
教える方からすると、自分が正しいと思うことや世間的にはこれが正しい、というようなことを相手に伝えると思うからです。
ただある程度成長して色んなことが出来るようになってきても、
【こうしなければいけない】とか
【これが正しいはずだ】とか
【こう言われたからこっちが正しい】とかやってると
自分が本当にやりたいこと、好きなことが分からなくなります。
私は本当に自分が好きな演奏をしたいと思ったので、こうすべき、と思っていた色んなことを辞めはじめました。
昔とある講習会に行って、先生に全然見向きもしてもらえませんでした。
何年か後にその時の演奏を聴いたら、
えっ、自分好みの演奏してるやん自分
って思いました。笑
演奏していて、自分でも分かるぐらい違和感がある時は自分と演奏が離れていると思いますが
普通に吹けてるな〜って思う時の演奏って、誰が何と言おうとそれが自分の持っている音楽です。
なので他人の感想や評価と同じぐらい、というかそれよりも【自分がどう思ったか、どう感じるか】を大事にしようと自戒を込めたブログでした。笑
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